注意
この記事はマリファナの使用を推奨しているものではありません。
※日本国内では「大麻取締法」によって大麻の所持・譲渡・栽培などが原則禁止されています。
もし乱用してしまうと記憶や学習能力・知覚を変化させて人生を破滅させます。
きっとこの記事を読み始めたってことは、マリファナに興味があるんですね?「ブラジル行けば、本場のマリファナが吸える可能性高いかも笑」と思ったかもしれません。
でも、ブラジル旅行で訪れても絶対にダメです。
この記事はブラジルのリアルな薬物問題(今回はマリファナ)を取り上げた記事になっています。
結論
絶対にマリファナに興味を示さず、必要以上に関わらない。
日本でも薬物問題は発生していますが、ブラジルでは薬物に対するハードルは低いのが実情です。
せっかく旅行を楽しもうとしているのに、トラブルに巻き込まれるのは非常に最悪です。
実際にブラジルに訪れると、簡単にマリファナらしきモノを吸っている人物は見かけます。彼らに完璧に接触しないようにするのは不可能です。
彼らがどのような人物なのか、うっかり出会ってしまった場合の対処法を知っていれば、トラブルを回避しやすく嫌な思いをせずにブラジル旅行を楽しめると思います。
では、どうして日本生まれ日本育ちの筆者が説明できるのか。
それはサンパウロ市内在住の日系ブラジル人に色々と教えて貰ったからです。それを皆さんにお伝えいたします。
基本的な考え方
マリファナをすべてを“煙草”だと思い込むこと
気がついていない間にマリファナ常習犯とすれ違うのがブラジルです。
ブラジル 煙草とマリファナの見極め方
一概に「○○と○○を見ればマリファナです」と断言することは難しいです。
日本では身近な存在ではないマリファナの知識なんて、たかが知れています。ただ”手巻きタバコらしきもの“を吸っていたら要注意してください。
タバコを思い浮かべた時、きれいに形成されているのをイメージすると思います。ところが、ブラジルにはタバコの中身である葉っぱだけが販売されており、自分好みの量で喫煙することがポピュラーです。
問題はマリファナをタバコの葉と一緒に混ぜて吸う人も存在していることです。
もうタバコなのかマリファナなのか我々には見極めるのは非常に難しいです。
マリファナの匂いは独特で、しばしば「スカンクのような匂い」と例えられますが、そんなスカンクの匂いなんて人生で一度も嗅いだこともありませんから参考になりません。
とにかく厄介です。
地元の人たちは、瞬時に危険なのか大丈夫なのかを判断して身を守ります。
私たちは、そんな危機管理能力はないので、何かを吸っていたら自然に距離を置いて通り過ぎるようにしましょ。
いったんまとめ
観光客の私たちに見極める方法はありません
「実はマリファナって分かるんだ」と言える人は、それはマリファナの経験者になります。
筆者はブラジルでのマリファナの購入方法なんて知りません。下手したら地元のギャングに目を付けられる可能性もあります。絶対に関わらない方がいいです。
ブラジル 国内のマリファナ事情
手に入れようと思えば、簡単に入手できます。
しかも「表舞台でマリファナを使用しても大騒ぎされにくい」と言える印象です。
「え?やっぱマリファナ吸っても大丈夫じゃないの?」
と思ったかもしれませんが、ブラジル政府は「マリファナを終末期の患者や治療法が他にない患者に限り合法」としています。
そして大麻の生産、販売、配布などは引き続き禁止されていますが、その処罰も罰金程度の処罰で済ましています。
たまたま吸えたとしても、運悪く警察に逮捕されると刑務所生活は地獄ですし、下手な動きをしてしまったら射殺なんて十分ありえます。
殺人事件に追われている連邦警察もしっかり活動しており、パラグアイ国家麻薬取締局(SENAD/PY)との共同作戦で、ブラジルとの国境のパラグアイ側にある216ヘクタールの農場を破壊し、マリファナ648トンに相当を根絶したニュースが2024年3月に出ています。
ちなみに216ヘクタールは東京ディズニーランドのざっくり半分の面積に相当する面積です。
引用:cnn.brasil
たしかに現在のブラジルは、大麻の合法化について政治的および立法的な議論が行われています。最新の情報を得たら、後日お知らせいたします。
ちなみにブラジル国民はマリファナが、どのような悪影響を与えるのかを知っています。それでも「吸う人は日常的に吸い、吸わない人は吸わない」と、まるでタバコを喫煙するかしないか程度の扱いをしています。
マリファナはいくらだと思いますか?
ブラジル人の友人に聞いてみると、具体的な品質や量は不明ですが「小分けパックされたもので10レアル」と答えていました。
だいたいエナジードリンクの価格ぐらいです。
筆者の印象としては安い金額です。その価格なら1回くらい試してもいいかなと思うかもしれません。でも売人と出会ってしまったら、二度と普通の人生に戻れない気がします。
いったんまとめ
彼らが居ないものとして通り過ぎる
何が起きても瞬時に走って逃げる
ブラジル マリファナってどうなのか
確実にマリファナを使用している現場を目撃した経験とマリファナを吸ってラリってしまった人の体験談を皆様にご紹介します。
パターン1「アレは煙草じゃなくてマリファナ」
初めて目撃したのは、高校生か大学生かの女子学生らが吸っていた現場です。この時は日系ブラジル人の友人に教えてもらいました。
・どんなものだったか
今まで知っているタバコの臭いとは違っており、表現しにくい独特の匂いで草感が強かったです。
・見た目
手巻きタバコのような状態で、太さや長さは人それぞれでした。煙草と混ぜて吸っていた人もいるかも知れません。
・場所
中流階級の住民が多い地区で、閑静な住宅の路地の道端で賑やかに話しながら吸っていました。
・時間
カンカン太陽の日差しが照っている日中。他の歩行者も歩いていた。
・周りの反応は
何も問題しせず無関心でした。あまりにも周りが普通の対応していたので、友人に教えてもらうまで分かりませんでした。
この周りの無反応は、自己防衛だと思います。
パターン2「あの時はマジでヤバかったよ笑」
宿泊施設で知り合った日系3世の女性は、まるでお酒の失敗エピソードのようなマリファナの鉄板ネタを持っていました。
学生の頃に彼女は、日常的にマリファナを吸っていたそうです。ある日講義前にマリファナを大量を吸った時があったそうです。
いつも以上の摂取量だったので、それなりにラリってしまい、全然講義は覚えていないそうです。
そんな彼女を友達や先生は「あー。吸ったな」程度の反応で、そのまま放置され、そして彼女は講義中に失禁してしまったそうです。
このエピソードは黒歴史になりそうですが、彼女は恥じることなく、鉄板ネタのように笑顔で話していました。
恐らく多くの人々は若気の至りでマリファナを吸った経験があると思われます。こんなもんかを体験して辞める人もいれば、どっぷりハマってしまう人々もいます。
ブラジルは貧富の差が激しいので、マリファナで稼ごうとする人も居れば、ストレス解消で吸う人もいます。ホームレスの人でさえで吸います。
いったんまとめ
マリファナは格安で一般人も吸う
・結局ブラジルに行った時に気をつけること
何も考えずにその場から淡々と離れることです。
酒場で仲良くなった人からマリファナ入りのタバコを勧めてくる場合もあります。喫煙者は警戒しなければなりません。
不用意に彼らと関わるのは最悪です。刃物も銃器も所持している可能性もあります。殺る時のためらいも日本人とは異なります。ブラジルの治安について知りたい人はこちらを↓↓
ブラジル旅行で気になるブラジルの治安を最新情報でお届け | 佐助の経験Blog2 (2935sasuke92.website)
ブラジル まとめ
手巻きタバコとマリファナは似ており、その違いを見極めるのは難しいです。
遭遇してしまった場合は「あの人は路上タバコをしているだけ。」と思って離れましょう。
集中することは海外旅行を楽しむこと。
いつもビビってたら旅行を楽しめません。最近旅行にいきましたか?コロナを経ていろいろと変化した世の中ですけど、思いっきり羽を伸ばすことも必要です。是非楽しんできてきださいね。↓↓
ここまで読んでくれてありがとう。
良い一日を